≪弱者いじめ・実質負担増・個人情報流出・・・≫
10月26日、国が来年10月にも強行しよとしている「インボイス制度」に反対するため、フリーのライターや声優・俳優・国会議員等が参加し、「STOP!インボイス10.26日比谷MEETING」が開催されまた。
インボイス制度は、前途した職業や建設業の一人親方・その他個人事業主者に限らず、野球・サッカー・プロレスラーなどのプロスポーツ選手まで多大な影響を与える制度と言われています。
これらの職業に従事する方の多くは年間売上が1000万円を下回る個人事業主者です。これまでは納税の義務はありませんでした。インボイス制度が導入されることにより、納税を強いられることになります。
しかし、納税面以外にもインボイス制度には大きな問題点があります。その一つが、インボイス登録情報の検索で、別名で活動している人の本名や、事務所兼自宅の住所などの個人情報がCSVデーターで誰でも簡単にダウンロードでき、まさに個人情報が筒抜けとなっている点です。
この制度が「個人のプライバシーや生活よりも大企業の利便性を優先する」考え方で制度設計したためです。
強者の利益を優先とする一方で、弱者は事業継続を難しくし、排除されるこの制度は一日も早い施行撤回がもとめられます。