相談者

上司が、36協定があるから守れとうるさく言うので、みんなタイムカードを打ったあとも仕事をしています。これっていいのでしょうか?

回答

36協定とは労働基準法36条に基づく労使協定のことでこの労使協定を締結し、労基署に届ければ基準を超えて働かせることができるというものです。36協定があるということは上限の月45時間までの残業ができるということになります。
この上司は36協定を守らないといけない=月上限45時間の時間外管理をしないといけないのが面倒だからという理由でタイムカードを打たせているのだと思います。
これは管理者としての時間管理義務違反であるとともに本当なら残業代が払われているところが支払われていないという問題があります。労基署に相談するかもしくは労働組合で団体交渉をしましょう。