11月10日(水)に福岡地裁において国の謝罪を受け九州建設アスベスト訴訟の和解期日が行われました。
期日終了後の報告会では山本弁護団長が「国からの和解提案は謝罪もあれば、補償もある。みんなで喜び合いたい。さらにまだ和解してない原告も国は順次和解する見通し、2陣の大部分の原告について和解が成立したこと。和解が成立していない原告についても順次和解する」と解説がありました。
矢野全国連絡会事務局は「原告を先頭にアスベストの恐ろしさを多くの人に知らせてきた今までの運動で国に勝利し、未提訴の被害者への給付金も成立し、大きな運動の山は越えたが、企業の謝罪なしにはこの運動は終われない」と儲けのためにアスベストを売り続けた企業を追い詰める運動の必要性を重ねて訴えました。

福岡県労連労災・過労死写真-九州建設アスベスト 2陣訴訟 11月10日和解期日