九州北部豪雨災害現地からのレポート④

8月11日、県労連は朝倉市平榎地区に泥のかき出しボランティアに24名が参加しました。
朝、朝倉市ボランティアセンターの団体窓口で登録。担当の方に引きつられて、2軒のお宅の「泥かき」を行いました。
当日は、福建労、県国公、医労連、自交総連、自治労連から、24名が参加しました。引き続き、ボランティアを募集しています。詳細は、県労連まで。
感想と写真は以下のとおりです。
Aさん 自治労連
災害ボランティア自体初参加でした。スコップで掻き出す泥がとにかく重たい。どこもかしこも泥が入りこんでいて、開かない引き戸が開いた時はちょっと感動しました。蟻が家具の下に巣を作っていたのには驚きました。近くにひしゃげた車や、流木や岩で潰れた倉庫があり、実際に見て改めて災害の凄まじさ、自然の怖さを痛感しました。体力的に持つか不安でしたが、無事やり遂げられて一安心です。また参加したいと思います。
Bさん 自治労連
8月11日朝倉市のボランティアセンターに登録し向かった先は、おばあさんが一人でお住まいのお宅でした。まず仏間からとのご希望で8畳2間の泥を14人がかりで2トンダンプ3杯分かきだし畳や家電と廃棄しました。1日がかりでしたが他の洋室や床下の泥などまだ手付かずです。東日本の津波や熊本地震とも違い、お宅の外見はほとんど損傷していませんでしたが、床下から浸水し、泥や石を運び畳の上に10センチ余り堆積していました。とても個人や家族で解決できるような状況ではありませんでした。引き続きボランティアが必要です。
Cさん 福岡地区労連
県労連のボランティア隊は二つに分けられ、私を含む11人は朝倉市平榎地区のお宅に被災地ボランティアに入りました。家は氾濫した川の横に位置しており、軒の柱は激流に流され軒の屋根が崩れ落ちていました。ボランティア派遣は私たちが3回目でしたが、家の中まで土砂が流れ込んでおり、泥の下の砂利が掘りにくく思ったようにはかどらず、目標の3分の2ほどしか土砂を運び出すことができませんでした。豪雨災害が発生した時の話を聞くと、山の地滑りは所々で起き、植林が轟音を立てて流されるときは恐ろしい思いをしたそうです。奥さんとお母さんはずっと手を合わせて祈るばかりで、ご近所の独居のおばあちゃんは、自宅が流される様子をみて、雨の中で泣き崩れていたそうです。私たちボランティア隊が帰るとき、家主は男泣きに泣きながら「ありがたい。ありがたい。」と感謝をしていました。
Cさん 16歳・高校生
高校2年生の僕は、生まれて初めてボランティア活動に参加する事ができました。8月11日は母に連れられ、朝倉市杷木地区の農家のおじさんの家の土砂を大人の人に混じって、スコップと一輪車で何度も運びました。泥と大きな石が家に押し寄せていて、一日中運んだのにたった2mしか進みませんでした。でも僕達が帰る時におじさんは涙を流しながら頭を下げ「ありがとうございました。」と言ってくれました。初めて人の役に立てて嬉しかったです。
自交総連 Dさん
ブドウや柿、新鮮な野菜を買いに何度も足を運んでいた朝倉市の悲惨な状況をテレビで見て、体力もない自分に何か出来るのか不安な気持ちで参加しました。現場に行けば、こんな私にも出来る作業があり、柿農家の方の家で床下の泥をかき出してきました。一日も早く以前の実り豊かな朝倉に戻れるように、私もまたボランティア活動に参加しようと思いました。