単産・単組・地域が一体となった救援を

7 月9 日、九州北部豪雨災害の被害状況を調査する為、全国災対連・全労連川村幹事と農民運動全国連絡会吉川事務局長が朝倉市を訪問。調査には、若宮農民組合藤島事務局長と県労連から懸谷副議長が同行しました。
調査は「道の駅・うきは」で、みのう農民組合の井上組合長と佐々木事務局長、組合員の相良さんから話を聞き、杷木町などの被害が大きい場所を案内してもらいました。台風3 号のあと5 日の夕方から「線上降水帯」ができ、長時間にわたって記録的豪雨が降り、山の斜面が崩れ、土砂とともに流れた流倒木が家屋をなぎ倒し、筑後川の支流である赤谷川や桂川がせき止められ氾濫が起こりました。被害にあった、みのう農民組合の相良さんは、「老人会の行事で出ていて助かったが、田植えの終わったばかりの水田(480 坪)も家もすべて流された。今年で農業をやめようかと考えていたが、この災害で早くなった」と語っていた姿が印象的でした。また、自宅が昭和28 年の水害以来、2 度目の床上浸水の上村さんは、「あっという間に水が来て、米や肥料、畳など
を急いで上にあげた。ハウス13 棟で万能ねぎやズッキーニなどを作っていたが、土砂が流れ込んでダメになった。2 階で生活しているが復旧には時間がかかる。国や自治体の支援が必要だ」と語りました。
被害は、朝倉市・東峰村・添田町を中心に激しく、災害救助法の適用が決まりました。まだ、福岡では20 人以上が安否が不明で、福建労組合員1名が行方不明となり、心配しています。
今後、行方不明者の捜索、土砂と流木の撤去などを進め、床上・床下浸水の家屋の清掃や農地の整備など、国や自治体の支援とボランティアの力が必要になってきます。
全労連は、単産・単組・地域が一体となって、募金とボランティアを呼びかけています。